2015年11月24日火曜日

Th8サージカルホグの基本!防衛施設のターゲットを取ろう

サージカルホグの理論編も5回目となりました。今回は、破壊目標の防衛施設のターゲットを取ることについて考えます!

ババキン先生


防衛施設の「ターゲットを取る」とは、メインの攻撃部隊とは別の盾ユニットを先に出し、防衛施設の攻撃を肩代わりさせることです。


ババキンで3施設ターゲット取り!
バーバリアンキングなどでターゲットを取った後にホグライダーを投入すれば、ホグライダーは攻撃を受けることなく目標施設に到達し、破壊できます。なので、施設破壊に必要なホグライダーの数が抑えられるのです。

以前の理論編第4回では、破壊目標の防衛施設からも攻撃を受けながら、倒すのに必要なホグライダー数を考えました。もし破壊する防衛施設のターゲットを取った状態なら、どのくらいホグライダーが節約できるのでしょうか。


周囲の防衛施設1個から攻撃を受ける場合


まず、破壊目標施設のターゲットは取っているものの、その後ろの防衛施設1個から攻撃を受ける状況を考えます。

さっそく早見表を見てみましょう。ホグライダーが破壊目標に到達する少し手前から周囲施設の攻撃を受け始めるとしてシミュレーションしています(施設到達まで1〜6マス程度)。



この場合のホグライダーの必要数は2体です。ただしウィザードの塔が周囲施設の場合は1体出せば十分となります。

ホグライダー節約の面では、注目すべきは大砲でしょう。大砲のターゲットを取っていない状態では4体ホグライダーが必要だったので、ターゲットを取ることで2体分も減らせることになります。(ホグライダー vs. 防衛施設2個を参照

他の防衛施設の場合は、ターゲットを取ることでホグライダーを1体分減らすことができます。


2個の周囲防衛施設から攻撃を受ける場合


次は破壊目標の防衛施設の後ろに、2個防衛施設がある場合です。



かなりの組み合わせが出てきますが、この場合はとりあえず3体出しておけば大丈夫です。ウィザード塔が絡む場合は2体でも良いでしょう。

ホグライダーの節約という意味では、やはり大砲の場合に2体分のホグライダーが減らせ、お得です。(ホグライダー vs. 防衛施設3個を参照

(ターゲットを取った状況では3個以上の施設から攻撃を受ける場面はほとんどないので、省略します。)


ターゲットを取るならバーバリアンキング!


ターゲットを取る盾ユニットとしては、耐久力の高いバーバリアンキングが断然オススメです。

ほかにサージカルホグでよくターゲット取りに使用されるユニットとして、ジャイアント、バルキリーがあります。

各ユニットのおよその耐久秒数をまとめました。



ホグライダーが施設を破壊するまでの時間は、例えば6マス目標から離れた場所から投入すると、2体で7-8秒、3体で約5-6秒かかります。これを目安に考えてみましょう。

バーバリアンキング


バーバリアンキング(Lv.10, HP 2123)であれば、3施設同時にターゲットを取っても十分な時間耐えることができます。

ターゲットの仕事が終わった後は、残りの施設をガンガン破壊していってくれるでしょう。ユニット枠も使わず、最も優秀な盾ユニットです。

バルキリー


バルキリー(Lv.2, HP 1000)の場合、ターゲットを取る施設が2施設までなら防衛施設破壊まで持ってくれると思いますが、3施設だと5秒ほどで倒されてしまいます。

バルキリーは倒されなければ、残った施設のお掃除役として役立ちます。ユニット枠は8使いますが、ウィザード1体(4枠)以上の掃除能力と、大砲など2施設ターゲットを取れば、ホグライダー1体(5枠)以上の価値はあるでしょう。

バーバリアンキングが使えない場合のよい候補だと思います。例えば相手バーバリアンキングを処理するためにこちらもバーバリアンキングを使い、別の場所からサージカルホグを始めたい場合です。

ジャイアント


ジャイアント(Lv.5, HP 670)の効果については、かなり微妙です。

ジャイアントの場合、生き残っても施設破壊が望めません。また耐久力もホグライダーとそれほど変わりません。ジャイアントに使う5枠をホグライダーに使う方が防衛施設破壊が早く、結果受ける総ダメージが少なくなる場合もあります。

私は実際あまりジャイアントは使っていません。もし使うならば、2施設のターゲットを取り、ホグライダーでの施設破壊と同時に耐久力を使い果たすのが、最も効率の良い使い方だと思います。

またウィザードの塔のターゲットを取り、範囲攻撃でホグライダーがいっぺんにダメージを受けるのを防ぐことも有効でしょう。

ホグライダーもターゲット役になる?!


時計回り、反時計回りに順に防衛施設へホグライダーを投入していく場合は、前の防衛施設に投入したホグライダーが、次の防衛施設を攻撃する際にターゲット役になってくれます。(理論編第2回)


理論編第2回より。先行の2時青ホグが4時大砲のタゲ取り。

防衛施設が密集しているとやりやすいのですが、少し防衛施設が離れていても、次の防衛施設へのホグライダー投入を遅らせれば前のホグライダーにターゲットが向きます。

さらにヒールをかけておくと、ホグライダーでも比較的長くターゲットを取れます。ただし移動したりバネで飛ばされたりして、突然ターゲットから外れる可能性もあります。

バーバリアンキングほどのターゲットとしての安定性はありませんので、ホグを節約しすぎて破壊しそびれないよう、ご注意ください。


まとめ


かなり込み入った話でしたので、難しく感じられたかもしれません。とりあえず覚えておくといいことをまとめます。

● 目標施設がタゲ取り済みなら、後ろの防衛施設が1個ならホグ2体、2個ならホグ3体必要。

● ババキンでターゲットをたくさん取ろう。

● バルキリーでターゲットを取るなら2施設まで。


ちなみに盾ユニットでターゲットを取るのは、基本的にサージカルホグの開始時です。

できれば大砲など強い防衛施設が密集する部分でターゲットを取り、そこからホグライダー投入を始めましょう。


最後にホグライダーを何体ずつ投入すればよいのか、理論シリーズ全体でざっくりまとめます。

「基本はメイン防衛施設に3体ずつ、ターゲットの取れない大砲には4体」

  ※メイン防衛施設: 大砲、テスラ、アーチャータワー > ウィザード塔

ホグを2体に節約できるのは:

 ● ババキン等で広くターゲットを取れる場所

 ● 1個の施設からのみ攻撃を受ける場所

 ● ウィザード塔からの攻撃を含む2個の施設から攻撃を受ける場所


ただしテスラの出現などにも留意が必要ですので、余裕があれば上の状況でも3体出しておきましょう。

節約しすぎて手元にホグライダーを残しても、全体の攻撃力が落ちてしまいます。ホグライダーは必要数より少し多めに出したほうが、破壊しきれなかった施設へのカバーや村の中心部への侵攻にも活躍して、サージカルホグの抜群の安定感を生み出します!

ご説明した必要数を参考に、外周の防衛施設にうまく強弱をつけてホグライダーを割り振りましょう!

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ご紹介

実践編 第1回 密集型配置




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